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2015.05.20

ダンザンラブジャー博物館

ダンザンラブジャー博物館には、第二次大戦中に避難疎開されて消失を免れたハマリーン寺仏典宝物類が展示されています。これは戦前戦後を通じて、52年間もの長きにわたり、密かに保管をされ続けた貴重なる仏教資料類となっています。この功績は、
1937年当時、この寺院の管理を任された25歳の青年トゥデブ氏により、洞窟そして地下倉庫などに64箱にも上る寺院の収蔵品を退避させ、戦災等の憂き目から貴重なる文化財を守ったものとして、賞賛に値しました。これらの資料類には、第五代聖人ダンザンラブジャー(1803年 -1856年 ) の教本、絵画、漢方薬品器具、経典類とその他の文化的作品類も含まれています。この僧院では、男女の分け隔ての無い教育を最も重要視し、書記官、演劇の男優及び女優、宗教賛歌の歌手、舞人、劇場のための工作職人など、さまざまな人材育成に努めました。そうした成果の事例として、半数はチベット語筆記、残り半分はモンゴル語表記の300を超える詩作集、また長唄・オルティンドゥを含む100作余りの歌謡、哲学的著作一巻、10作の宗教的演劇作品と、膨大なる仏教関係の著作物も含まれています。

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