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2015.05.20

ハマリーン僧院

19世紀のモンゴルの著名な啓蒙思想家であり、詩人そして第五代聖人でもあったダンザンザンラブジャーは、1822年ハマリーン僧院を創建しました。この僧院は、「赤帽子宗派」と言われる仏教一派の重要拠点の一つでした。80の寺院、500人の僧侶を擁したこの寺院の重要施設の一つに、土地の子供たちを対象とした歴史と宗教を教える木版図書館も設けられていたと言われます。そこでは「ドゥインホルの仮面舞踊」が催され、特に「月のカッコウ」と言う舞台演劇が上演され好評を博したと伝えられます。近代に入り、このハリマーン僧院を始め、1937年から1938年にかけて宗教思想を否定する共産主義の盟主ソビエトの仕業により、大々的な寺院打ち壊しなどの憂き目を見ましたが、モンゴル人民共和国が1991年にモンゴル国(モンゴルウルス)として、民主経済者会に転向後、宗教的権利も回復され、新しく寺院も再建されて、現在に至ったのでした。

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