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ダンザンラブジャー博物館
ハマリーン僧院
ドルノゴビ県
ヘルメンツァブ
バヤンザグ
鷲の谷
ゴビ・ゴルバン・サイハン国立公園
ホンゴリーン・エルス砂丘
南モンゴル

南モンゴル

ダンザンラブジャー博物館

ダンザンラブジャー博物館

ダンザンラブジャー博物館には、第二次大戦中に避難疎開されて消失を免れたハマリーン寺仏典宝物類が展示されています。これは戦前戦後を通じて、52年間もの長きにわたり、密かに保管をされ続けた貴重なる仏教資料類となっています。この功績は、 1937年当時、この寺院の管理を任された25歳の青年トゥデブ氏により、洞窟そして地下倉庫などに64箱にも上る寺院の収蔵品を退避させ、戦災等の憂き目から貴重なる文化財を守ったものとして、賞賛に値しました。これらの資料類には、第五代聖人ダンザンラブジャー(1803年 -1856年 ) の教本、絵画、漢方薬品器具、経典類とその他の文化的作品類も含まれています。この僧院では、男女の分け隔ての無い教育を最も重要視し、書記官、演劇の男優及び女優、宗教賛歌の歌手、舞人、劇場のための工作職人など、さまざまな人材育成に努めました。そうした成果の事例として、半数はチベット語筆記、残り半分はモンゴル語表記の300を超える詩作集、また長唄・オルティンドゥを含む100作余りの歌謡、哲学的著作一巻、10作の宗教的演劇作品と、膨大なる仏教関係の著作物も含まれています。

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ハマリーン僧院

ハマリーン僧院

19世紀のモンゴルの著名な啓蒙思想家であり、詩人そして第五代聖人でもあったダンザンザンラブジャーは、1822年ハマリーン僧院を創建しました。この僧院は、「赤帽子宗派」と言われる仏教一派の重要拠点の一つでした。80の寺院、500人の僧侶を擁したこの寺院の重要施設の一つに、土地の子供たちを対象とした歴史と宗教を教える木版図書館も設けられていたと言われます。そこでは「ドゥインホルの仮面舞踊」が催され、特に「月のカッコウ」と言う舞台演劇が上演され好評を博したと伝えられます。近代に入り、このハリマーン僧院を始め、1937年から1938年にかけて宗教思想を否定する共産主義の盟主ソビエトの仕業により、大々的な寺院打ち壊しなどの憂き目を見ましたが、モンゴル人民共和国が1991年にモンゴル国(モンゴルウルス)として、民主経済者会に転向後、宗教的権利も回復され、新しく寺院も再建されて、現在に至ったのでした。

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ドルノゴビ県

ドルノゴビ県

ドルノゴビ県サインシャンドの町は、首都ウランバータルから南東46キロメートル離れた場所に位置しています。中国とは長さ600キロメートルを隣接し、国境の町ともなっています。ロシアと中国をつなぐ鉄道も、この町を走っています。サインシャンドは人口約3万6千人が暮らし、今もこの地は重工業団地の設置計画のため人口は増え続け、石油、銅、蛍石、石炭そしてウランなどの埋蔵物に恵まれた鉱山の町ともなっています。また、このドルノゴ県は、歴史的にも著名な第五代聖人ダンザンラブジャー(1803年-1856年) の故郷でもあり、サインシャンドにはこの聖人の博物館、また宗教的な施設なども体験できるようになっています。特に、願いをもたらすと言う聖地としての「黒山」、世界で四番目の規模を誇る35メートルの古代仏塔、また、地下と宇宙の両方からもたらされる「気のエネルギー」の集中地「シャンバラ」(この世ならぬ理想郷) などモンゴル最高のパワースポットもお楽しみいただけます。

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ヘルメンツァブ

ヘルメンツァブ

ヘルメンツァブも、また古生物学化石の発見で有名な場所です。ダランザダガド市より西方450キロメートルに位置し、この場所は10キロメートルも続く巨大な絶壁が立ちはだかり、入山には二つの経路しかありません。ヘルメンツァブに到着するのは大変な困難を伴い、水源地もないために人が暮らしたことはありません。モンゴルとロシアの古生物調査団が訪れ、ここから新種の恐竜、昆虫、哺乳動物、鳥類と亀やワニ、そして多くの新種植物も発見しました。特に恐竜の故郷とも言われますが、夏の気温は60度Cにもなる場合も有り、厳しい環境は人を寄せ付けにくく、貴重な環境と生態系が残されています。

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バヤンザグ

バヤンザグ

バヤンザグはダランザドガド市から北西100キロメートルに位置しています。この場所は、特に古生物学の発掘で有名な場所ともなっています。ここでは、1922年に古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースが、世界に先駆けて7000万年過去の恐竜の営巣地と化石骨格を発見しました。この学者は、バヤンザクにこの発掘場所の特徴から、「燃える崖」と命名しました。それは、この場所が赤い岩石に覆われているために、日没時の色がこの崖が赤い色を染め出して、あたかも燃え上がるように見えるためと言われます。この場所から北の方向にはサクソール森林があります。ここにも多くの古生物の化石などが発掘され、それらは米国の自然史博物館にも収蔵展示されています。

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鷲の谷

鷲の谷

ゴビ砂漠の「鷲の谷」は、国立公園内で最も目に美しい場所です。狭い岩が 折り重なる渓谷では、夏の七月まで氷河のように厚い氷で覆われている光景が眺められます。峡谷の中の小川の流れが、このような特異な分厚い氷を作り上げる元と知られています。峡谷内の岩々が日差しを遮り、年間を通じて氷が解けない場所もあり、 その光景を見ることも出来るかも知れません。「鷲の谷」の麓には、ゴビ自然史博物館もあり、お楽しみいただけます。

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ゴビ・ゴルバン・サイハン国立公園

ゴビ・ゴルバン・サイハン国立公園

ゴビ・ゴルバン・サイハンという言葉は、三つのゴビの美しさを語る言葉です。その意味は、東サイハンと西サイハン、またその中間にある中サイハンと呼ばれる美しい山々のことであり、1965年に国立公園に指定されています。この公園はダランザダガド市より45キロメートル離れており、全体面積は200万平方キロメートルに及び、保護地域ともなっています。ユキヒョウ、野生種ヤギのアイベックス、そしてその他にも野生ラクダやマザーライという野生熊およびここでしか見られない特徴ある希少種植物にも溢れています。国立公園内には、「鷲の谷」、燃え上がる谷を意味する「バヤンザグ」、ホンゴリーン砂丘、恐竜化石が発見されるヘルメンツァブ、ドゥンゲネー渓谷など、特に景観の美しい多くの場所が楽しめます。その他に200種以上の野鳥、ハシナガサバクガラス、フサエリショウノガン、オオメダイチドリ、ハマヒバリ、サバクヒタキ、サバクムシクイ等の多くの鳥類が、自然の美しさに色をそえています。

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ホンゴリーン・エルス砂丘

ホンゴリーン・エルス砂丘

ゴビ砂漠のホンゴリーン・エルスは、最大の砂丘として、魅力ある場所のひとつに数えられます。砂丘の全長は何と130キロメートルにも達し、その幅も3キロメートルから5キロメートルと言われ、高さも180メートル余と言われています。その砂丘の近くには、大変に美しいホンゴリーンゴルというオアシスがあり、その周りは小川が流れ、川沿いには緑濃い樹木と華やかな花々が咲き乱れています。その光景に惹かれて、多くの観光のお客様が訪れ、サンドボードやラクダに身を任せて、砂漠の楽しさを満喫する光景が見られます。

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南モンゴル

南モンゴル

南ゴビ. ゴビという名称は、モンゴル語で言う「乾燥と雄大」な場所という意味を示します。特に砂漠地帯は、モンゴル南部と中国北西部から北を占め、砂漠と言えば「ゴビ砂漠」を思い起こせるくらいに知られています。アジア全体では最大の砂漠であり、全世界でも五位に入るほどの規模を誇っています。ゴビ砂漠は地勢学的には、インド洋から流れてくる湿った雲を、ヒマラヤ山脈が遮るという影響から、年間降雨量は195ミリ前後と極端に少なく、乾ききった地域となっています。また、夏の平均気温は30度C、冬ともなるとマイナス40度Cと、その極端な温度差に驚かされます。しかし、そのような過酷な自然環境に関わらず、生物分布はその多様さを誇り、植物はもとより動物もその環境に耐えて素晴らしい繁栄を見せています。ゴビ全体では野生種の馬と羊、アイべックス、またやはり野生のラクダとガゼル等が生息し、植物も薬草と希少種など250種類を数え、サクソールとかコトカケヤナギなどの樹木も豊富に繁茂しています。 南ゴビ県は、モンゴル最大の面積を誇りますが、人口は大変に少なく、人工密度としては一平方キロメートルあたり0.3人という低い値となっています。その逆に「ふたコブラクダ」は30万頭に及び、彼らの故郷ともなっています。また、太古の恐竜の生息した地としても知られ、世界的にも化石発掘地としてもよく知られて います。1922年に、アメリカの古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースは、世界で始めてバヤンザグという地で、恐竜の営巣地に、同心円状に並んだ恐竜の卵の化石を発見しました。このため、この地の周辺は、世界各国から古生物学者、探検家や冒険家が多数訪れる地として、大変に有名な場所となっています。

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