チンギスハーン騎馬像はウランバートル市街から54kmにあるツォンジンボルドグという歴史の舞台になったことがある場所にある。土台からの高さが40mあるチンギスハーン騎馬像の中には、ギャラリーや展示室、レストラン、土産物店などがある。騎馬像の馬の尻尾の中にあるエレベーターで上階に昇り、チンギスハーンの胸のあたりを通って馬のたてがみの上に出れば、周辺の美しい自然と景色を見ることができる。

まるで13世紀のモンゴルにタイムトリップしたようなこのテーマパークは、6つのゾーンからなる。物見やぐらと駅伝性ゾーン、工芸品ゾーン、図書館、遊牧民ゾーン、シャーマニズム・ゾーン、皇帝の宮殿などのゾーンをめぐって昔のモンゴル人がどのように生活し、工芸品を作り、文化を守ってきたかを知ることができるだけでなく、昔の皇帝やお后、兵士たちの服を試着することもできる。それらは忘られない旅の思い出になるだろう。あなたも一緒に時間旅行に出かけよう。

アジアで最初のオペラ劇場はウランバートルにできました。現在の国立オペラ劇場は世界的なアーティストが所属し、世界・モンゴルの素晴らしい演目を数多く持っています。

「トゥメンエフモンゴル楽団」は、モンゴル文化を紹介するに最もふさわしい民族音楽演奏家の団体です。トゥメンエフという言葉は、先導者またはリーダーと言う意味で、まさしくモンゴル文化の担い手と言って差し支え無いことでしょう。いたるところで開催されるコンサートは約一時間程度のプログラムですが、オルテンドゥー(モンゴルの長唄)、モンゴル各地の民族舞踊と民謡、ホーミー(喉を鳴らすような二つの音階の独特な歌唱法) 、シャーマンの踊りや仮面舞踊劇と曲芸の各種など、独特な心に響く素晴らしいショーが繰り広げられます。特にホーミーは世界的にも稀なる歌唱法として有名で、喉の奥からほとばしるような二重三重の多重音を発する歌い方は、たちまち聞く人を魅了してしまいます。また一緒に演奏される事の多い馬頭琴(モリンホール)は、代表的な二弦のバイオリンのような楽器で、ビオラのように演奏されます。弓は馬の尾の毛を束ねて使いますが、、どうしてこれほどの豊な音が出 るのかと思うほどに豊なメロディと演奏をお楽しみいただけます。

ザイサンの丘はウランバートル市の南に位置します。ここからの眺めは周囲360度にわたり首都全体を見渡せ、その雄大さに惹かれた数多くの観光客が訪れます。第二次世界大戦で戦死したロシア兵慰霊廟ともなっており、両国の関係を示すパネル画には、厚い友好関係が表現されています。またこのパネル画にはモンゴル国民(人民)からソビエト軍(ロシア軍)に寄付されたと言う戦車の絵も描かれています。このように共産時代のモンゴル人民共和国は、ソビエト軍に対して、軍馬や肉などの食品、そして羊毛その他数々の貴重な物資を供給した歴史を刻みました。

この美術館はモンゴルの初代活仏(タラナラの生まれ変わり)であり、モンゴル初の神政為政者でもあったザナバザルの名を記念し命名されました。また、ザナバザルは天才的な芸術家であり、画家彫刻家としても著名な業績を残しました。最も有名な現存の彫刻としては、ロクタラ菩薩、白く美しいタラ菩薩が繊細かつ優美な作品として知られています。特に女性美が表現されたこの二体仏像は、ロクタラ菩薩は成人女性、タラ菩薩は初々しい白美の少女像を表現したものと言われます。その他に21体にも及ぶ同人製作のタラ菩薩も現存しており、人間の持つ21の内面的感情を表現したものと言われます。この博物館には、このほかにも古代より近代までを網羅するタンカ仏画、刺繍、数多くの彫刻作品が展示されています。

ボクドハーン宮殿博物館は1903年に設立されました。この博物館は本来宮廷建物であり、モンゴル国最後の皇帝また宗教及び政府代表指導者としても活躍した第八代活仏ジャブザンダンバの政治的中心施設としても機能しました。この貴人は約20年をこの宮殿で過ごしましたが、1924年の遷化(逝去)後には共産党により活仏転生の定義を禁じられたため、最後の活仏(生き仏)と称されました。博物館には、17世紀より20世紀初頭までの宗教的遺品を始めとして、数多くの文化的重要資料が展示されています。冬の宮殿とも称されたこの建物は、ヨーロッパ式の美観を取り入れた初めての建物でもあります。

この寺は第八代活仏ジャブザンダンバの弟チョイジンラマの僧院として、1908に創建されました。チョイジンラマは本名ルブサンハイダブと言われ、チベット族出身の著名なモンゴル国高僧でもありました。その名は、密教の精神的霊力タントラ法を体得し、密教の儀式を執り行う偉大な僧としてチョイジンラマと称されたと伝えられます。それは仏教儀式のチョイジンという十大儀式を執り行い、御法神の霊力により国への神託を示し、また国民全ての苦難を除いて幸福と安寧をもたらすという秘儀と伝えられます。その後のモンゴル国独立運動にも多大な影響と貢献を為した人物として、多くの仏教資料とともに、この博物館にその記憶が留められています。

ガンダン寺はモンゴル最大規模の重要仏教寺院です。5000人にも及ぶ僧侶を擁し、仏教教義を学び実践する教育施設ともなっています。ガンダン寺で最も人気のある仏像は、26.5メートルの高さを誇る立仏・グジェド・ジャンライシグ観音像で、その観音堂には多くの人が参拝に訪れます。初代の大仏像は1911年に建立され、悲しい事に1938年に共産主義者の手により破壊(廃仏毀釈)されました。しかしその後、1996年再建の機運が高まり、多くのモンゴル人篤志による寄付金が寄せられ、再び建立されました。首都西方のエルデネット鉱山産出の銅を使用し、金箔仕立ての極めて美しい二代目仏像として蘇ったのでした。

この博物館は、数千年にわたるモンゴルの歴史を語る数々の記念物が展示されています。先史時代から匈奴(きょうど)、突厥(とっけつ) などの国の時代を経た13世紀モンゴル帝国までの歴史的変遷、またその後の仏教伝来、共産主義時代を含めた現代社会に至る歴史資料、およびモンゴル民族の繁栄を物語る数多くの貴重な民族資料が展示されています。