Map | Jiguur

ダルハン市

歴史的背景

  • 設立(1961年): ブルハント谷に位置し、1961年10月17日に正式に建設されました。モンゴル北部の主要な工業拠点として、初期段階から都市計画に基づいて建設された都市です。
  • ソ連および東欧諸国による開発援助: ソ連、ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキア、東ドイツなどのコメコン(経済相互援助会議)加盟国から強力な経済・技術・建築支援を受けて整備されました。その後、日本の開発援助により主要な製鉄プラントも建設されました。
  • 行政上の位置づけ: 当初は独立した特別市として設立されましたが、1994年の改編に伴い、ダルハン・オール県の県庁所在地となりました。

経済・交通・教育の役割

  • 工業の拠点: セメント、コンクリート、レンガ、石灰などの建設資材産業をはじめ、製鉄業、食品加工業、羊皮・繊維製品の製造など、モンゴル屈指の工業地帯として機能しています。

  • 教育の発展: 首都ウランバートルに次ぐ国内第2の教育都市であり、農学・ビジネス学校や技術専門学校、農業研究機関が集積しています。

  • 交通の要衝: モンゴル縦断鉄道の主要路線上に位置し、ウランバートルとロシア国境を結ぶ重要な物流・流通の拠点となっています。

主要統計および地理データ

項目 統計・詳細データ
人口(都市部) 約85,000〜93,000人(県全体:約105,000人)
都市規模 モンゴル第3の都市(ウランバートル、エルデネトに次ぐ)
市街地面積 約103 km2
標高 海抜約665 m
居住形態 約86%がアパート住居、約14%がゲル地区
首都からの距離 ウランバートルの北約230 km
気候 湿潤大陸性気候($Dwb$)。冬は長くて酷寒・乾燥(最低 -30°C)、夏は短く温暖(最高 28°C)